五月女ケイ子の逆襲

服を褒めないでよ。着られなくなるから。

あっちゃー、これは失礼しました。私事ですので捨て置いて下さい。

ご無沙汰しております。
odorukame.comの逆襲担当、ショーン長宗我部です。

いっやー、ずいぶん長い間更新せずに放置してしまいました。

仕事を終えて、こたつに入ってイカを食べながらワインを飲み「ためしてガッテン」の再放送を視聴するなどしているうちに4か月以上も経ってしまいました。

さて、かつて庭石の如く重いと称された名力士の琴ヶ梅並みに重い腰をようやく上げたのは、僕の大好きな五月女ケイ子のイラスト展を観に行って来たからです。

渋谷パルコの「五月女ケイ子の逆襲」というイラスト展で、最終日だった2016年4月17日に妻と二人で行って来ました。

それでも1か月過ぎとるやんけ、この、トゲアリトゲナシトゲトゲ野郎がっ！という人がいるかも知れませんが、僕はあなたのように鉄の意志の持ち主ではないのです。にんげんだもの。

さて、五月女ケイ子と言えば、あの「新しい単位」のイラストを描いた人です。
斜め上を見上げたポーズで涙を流す、というのが基本パターンの、一度見ると忘れられないあのイラストです。
僕は初めて見たその時から虜になってしまいました。

今回は、過去の代表作を中心に、描き下ろしも加えて「逆襲」をテーマに再構成するという展覧会でした。

何とも太っ腹な事に、写真撮影もSNSなどへの投稿もOKということで僕もたくさん写真を撮りました。
僕と同じく五月女ケイ子が大好きな妻も夢中になって撮っていました。

LINEスタンプでお馴染みのあのキャラクターの裏の顔が見られたり、電車の中吊り広告があったりとバラエティに富んでいました。また、イラストの他にも、「バカむかし話」などの映像作品や、双六、カルタ、マトリョーシカなどのグッズもありました。
愛すべき作品に囲まれた空間は圧巻で、何周もしてしまいました。

そして、何とこの日はサイン会があり、2000円以上のグッズを購入すれば参加できるということでした。
って言うか、それを知っていて前日に行く予定だったのをこの日に変更したんやけど。
で、グッズを買いました。元々サイン会とは関係なしに買うつもりだったのですが、イラスト入りティーシャーツ、クリアファイル、水筒、バッグと合計1万3000円分くらい買いました。軽くサイン会二人分をクリアしました。

サイン会は会場の入り口で行われるということで、一旦出てから開始時間を待つ事にしました。
サインがもらえるのは先着50名です。

僕は、何事も早目の行動を心掛ける性分で、例えば仕事に行くのにも、電車が遅れるなどのトラブリューがあってはいけないとの思いから家を出る時間がどんどん早くなってしまいます。

そんな僕らなので、先着の50名に入れないという事態を免れるため、まだサイン会の案内も出ていないうちから、列が発生しそうな場所に漠然とたたずんでいました。
そのうち他のお客さんから「サイン会の列ですか？」と声を掛けられ、「まあ、そんな感じ？」みたいに返答をして自分たちを起点に列を発生させました。
と言うわけで何と一番乗りになってしまったのです。

待つこと一時間、ついに五月女ケイ子御本人と、しかもトップバッターとして対面することが叶いました。
御本人の隣には娘のはるちゃんがアシスタント然としてちょこんと座っていました。
僕は配られたカードを渡すと、そこにサインと、さらにイラストまで丁寧に描いてくれました。
描いている間、はるちゃんが「上手だね」などと母をアシストしていました。
そして「いつも応援しています！」と声を掛けて握手をしてもらいました。
妻は、グッズ売り場で購入した子供サイズのティーシャーツにイラストとサインをもらい、最高の思い出になりました。

会場で流れていた「バカむかし話」をちゃんと観たいので、今度買おうかな。

五月女ケイ子、今後も目が離せません。