モーモールルギャバン「襲来〜Let’s go UTOPIA〜」@赤坂BLITZ(2017年2月4日)

最終更新日

俺史上最高のライブ

インタビューで「勝てますか?」と聞かれ
「勝てますか?ではなく、
勝たなければならないんです」って答える人
勘弁やな
面倒臭いんだもの

かめを

odorukame.comのパンティ担当、メロン川海老夫(めろんがわ えびお)です。

2017年2月4日に赤坂BLITZで行われた、モーモールルギャバンの「全国ワンマンツアー『襲来〜Let’s go UTOPIA〜』」に妻と二人で行って来ました。
2016年7月以来となる久し振りのモーモールルギャバンです。

赤坂BLITZでライブを観るのは実に10年振りくらいで、前回はまだ赤坂サカスは無かったような気がします。
せっかくなので、こじゃれたカフェーで、エッグベネディクトを食べるなどしてライブに備えました。

ステージに向かって左端付近ながら最前列で、定番のゲイリーのお立ち台が間近に見えるベストポジションを確保できました。

前回の代官山UNITのライブでは後ろからの圧力と、前の人のヘッドバンギングで身の危険を感じながらの観覧だったのですが、今回は、後ろに人いるの?っていうくらい平和に観ることができました。

とは言っても、観客の盛り上がりは最高で、僕らも筋肉痛になるくらい手を振り上げ、飛び跳ねました。

途中のゲイリーのMCでは、5月にニューアルバムが発売されることが発表されました。
そして、おそらくニューアルバムに収録されるであろう新曲2曲が初披露されました。

MCでスベるたびに、お立ち台の上のゲイリーを照らしている照明が消えるという演出があり、スベって暗くなると、むしろおおいに盛り上がっていました。

本編の最後の曲はもちろん「サイケな恋人」です。
何故「もちろん」なのか、通な皆さんにとっては、何を今更と思われるかもしれませんが、一応説明しておくと、モーモールルギャバンのライブにおける必要不可欠な儀式のためです。
この「サイケな恋人」という曲は、ユコがボーカルのちょっぴり切ない曲なのですが、途中からゲイリーが参加し、ゲイリーの「Say! パンティ!」という呼び掛けをきっかけに、観客が一体となって「パンティ!」を連呼するという儀式が始まります。

そして、曲が終わってメンバーがはけた後、再びパンティコールが湧き起こり、それがアンコールの掛け声代わりとなってメンバーが登場する、というのが定番です。

今回は、そのパンティコールの後、異例の早さでゲイリーがステージに現れました。
アンコールは「パンティー泥棒の唄」。
そして最後は「バイララ」で最高潮に達してアンコールが終わりました。

場内の照明も灯され、「本日はありがとうございました」というアナウンスが流れました。
僕の経験では、この段階で観客が帰り始めるのですが、この日は違いました。
誰も帰ろうとせず、アンコールの拍手が鳴り始めました。
そして、我らの魔法の言葉、パンティコールが湧き起こりました。
このパンティコールが届いて、異例の、終了アナウンスを覆すダブルアンコールにモーモールルギャバンは応じてくれました。
本当のラスト、26曲目は「細胞9」でみんなで飛び跳ねて幕を閉じました。

この日のライブは、今まで観た中でも、モーモールルギャバン以外のアーティストのライブを含めても、僕の中で歴代ナンバー1の楽しいライブでした。

センキュー!モーモールルギャバン!

odorukame

町田康と内田万里とモーモールルギャバンが好きです。 InstagramとTwitterをやっています。 odorumachizoです。

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