おにぎりのリスク
美味しいグルメって、正気ですか?
オーマイガッ、こちらの話ですので気にしないでください。
odorukame.comのおにぎり担当大臣、顔紫彦太(かおむらさき ひこた)です。
僕はたまに、おにぎりを外で食べます。
外で食べる、と言っても大草原や砂漠や山頂で食べる、ということではなく、新幹線とかで移動する際にその座席で食べるなどする、という意味です。
で、そのおにぎりは、自宅で握ったものを携帯していて、いつでも食べられるシステムになっているわけではなく、まあ、その辺のコンビニエンスストアーなどで買うわけです。
そんな時に選ぶのは、主に、海苔が既に巻いてあるタイプのおにぎりです。
海苔が別になっていて自分で巻く方ではなく、こちらのタイプを選ぶのには理由があります。
だって、おにぎりに直接手で触れたくないじゃないですかぁ。
海苔が巻いてあるやつは、包んである袋の口を開ければ、袋から半分くらい出して、出ている部分だけをかじることによって、手指は外装の袋にしか触れないにもかかわらず、おにぎり部分を口の中に納めることができるのです。
それに対して、海苔と本体分離タイプは、本体には直接触れないことは可能ですが、海苔に手指を一切接触させずに、本体に巻いて、なおかつ外装を利用して手指をおにぎりに触れることなく食べきるというのは、とても困難です。
そんなわけで、海苔一体型を好んで選択し、手を触れずに食べられて、フンフンしているのですが、この方法には恐ろしいリスクが伴うのです。
どんなリスクかというと、おにぎりを袋から出した部分の長さと口に入れる深さの計算を誤ると、外装の袋の外側に唇が接触するというリスクです。
最悪の場合、舌が接触、つまりは舐めるという事態に陥ります。
おにぎり工場から出荷され、店頭に並べられ、レジでピッピされるまでに、おにぎりの外装の外側を何人の手が触れただろうか?あるいは、何回地面に落とされ、足で踏まれ、犬に舐められ、猫に弄ばれたであろうか?
それを誤って舐めてしまうとは。
死のうかな。
という気になっても仕方がありません。
えっと、要するに何を言いたいのかというと、ウェットティッシュで手を拭いて、おにぎりを直に手に持って食べるのが、結果的には幸せだぜってことっす。