ふくろうず「君とびゅーてぃふる ツアー」@草月ホール(2017年9月23日)1 of 2

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草月ホール、ふくろうず、砂糖

電車が通り過ぎるのを踏切の中で待つ人がいた
その人が踏切の外に出るのを待つ電車がいた
電車の窓を開けその人に向かって
踏切から出るように注意する勇者が現れた
電車が動き出した
安全確認が取れたから
だそうだ

かめを

というわけで、odorukame.comの砂糖担当、大前田B五郎(おおまえだ びーごろう)です。

2017年9月23日、赤坂の草月ホールで行われた、ふくろうずの「君とびゅーてぃふる ツアー」に妻と二人で行って来ました。

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皆さんご存知の通り、このツアーは9月に発売されたニューアルバム「びゅーてぃふる」を引っ提げて行われ、この日がファイナルでした。

僕らがいつも行くふくろうずのライブは、ライブハウスやクラブが多いのですが、草月ホールは530人も収容可能な巨大な施設です。しかも指定席。
このような大舞台でふくろうずを観るのは初めてです。
ちなみに、僕らの席は前から4列目のステージに向かって左側でした。

開演。
まずは、着流しにひょっとこのお面を付けた石井ちゃんが登場しギターを鳴らします。
続いて、同じく着流しにひょっとこの卓丸が現れベースを弾きます。
そして、元ふくろうずで現在はイラストレーターとして活躍しているサポートドラマーの高城君が素顔で出て来てドラムを叩きます。高城君は、着流しというより甚平みたいな着物でした。
そして、内田万里が振袖姿で赤い和傘を差してはにかみながら歩いて来てスタートです。
和服姿は予告されていたのでとても楽しみにしていました。
ワンピースを着ていることの多い内田万里の和服姿は新鮮かつ可愛かったです。

セットリストは、メジャーデビュー前の初期2作品と最新アルバム「びゅーてぃふる」からの曲が中心でした。
初期の作品は、やはりこれらの曲を聴いてふくろうずにハマっただけあって好きな曲ばかり。
ライブではお馴染みの曲ですが、何度聴いても感動します。
そしてアルバム「びゅーてぃふる」からの曲。
やっぱり「ソナチネ」は圧巻。ふくろうず史に残る傑作です。
また、「スローモーション」「デイドリーム」はライブで聴くと改めていい曲だなぁと惚れ直しました。「ジミー」では、出足が揃わず“三度目の正直”が有りましたが、それはご愛嬌。
「ムーンライト」以外は全てやってくれました。

MCでは内田万里が卓丸に面白い話を要求し、内田万里が最近になって急に、砂糖を取ると胃の働きが止まると言い出し、それを聞いていた高城君が「それって良いことなんですか?」と発言したという話や、内田万里と卓丸が映画館で「崖の上のポニョ」を観て開始10秒で泣いたという話、池袋の西武で開催されているイタリアンフェスが熱いという話をしました。
本編の最後は「光」。この曲はアルバム「びゅーてぃふる」の中で「ソナチネ」と双璧をなす、ラストを飾るにはふさわしい名曲です。

アンコールは、全員洋服に着替えて登場。
本当は1曲の予定だったそうですが、内田万里が「この曲もやっていい?」とメンバーに確認して「これは私の曲です。」と言って「マイアミ」を歌いました。
そして、最後は「すばらしい世界」。僕はこの歌詞の虚無的な世界観がとても好きです。

初期の曲の良さを再認識しつつ、最新の曲を堪能できた最高のライブでした。

アンコールのMCで、ふくろうずの10周年記念「ごめんね、ありがとライブ」がクリスマスイブに行われることが発表されました。真のファンかどうかが試されますが、もちろん僕らは終演後にチケットをゲットしました。
11月の内田万里ソロライブとともに、また楽しみが増えました。

odorukame

町田康と内田万里とモーモールルギャバンが好きです。 InstagramとTwitterをやっています。 odorumachizoです。

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