内田万里ソロライブ in 「むだいの大音楽祭」@高崎 club FLEEZ(2017年6月17日)
ホームタウンでふくろうずと過ごした日(前編)
産んだ訳でもない
育てた訳でもない
呼んだ訳でもない
でも自慢したくなるよね
いいバンドだろって
かめを
というわけで、odorukame.comの夜明け前担当、鉄便器光(てつべんき ひかる)です。
2017年6月17日に、高崎 club FLEEZで行われた「むだいの大音楽祭」に妻と二人で行って来ました。
いつもは東京までライブを観に行っているのですが、今回は僕らが住んでいる群馬県高崎市に、我が愛するふくろうずがやって来ました。
この日のライブは、群馬にゆかりのあるバンド、秀吉が主催のイベントで、ふくろうずの他に、GOING UNDER GROUND、tacica、MOTHBALLなどが出演しました。
ふくろうずのボーカルである内田万里は、ふくろうずとしての出演の他、ソロでの弾き語りライブもやってくれました。
こういうイベントでは、出演者と会場で当たり前のように遭遇するという楽しみがあります。
僕らは会場に着いてから通路でビールを飲みながらパンを食べるなどしていたのですが、ちょうどその時にふくろうず御一行が到着しました。
石井ちゃんは、ちょっと薄めの赤っぽいティーシャーツでしたが、卓丸は真っ赤なシャーツ、内田万里は真っ赤なワンピースで非常に目立っていました。
3人とも普通に僕らの目の前を歩いていくので、名前を呼んで声を掛けたらちゃんと「あー」と言いながらこちらを向いてくれました。
内田万里に至っては、再び前を通る時に向こうから声を掛けてくれたので、いつもは群馬から東京までライブを観に行っていることをアッピールしました。
内田万里のソロの弾き語りライブが先にあり、リハーサルの段階から最前列で観ることができました。
その時に、何をやるか決めてないからリクエストがあったらやると言ってくれたので、僕は「夜明け前」をリクエストしました。
「夜明け前かぁ〜」と少し困惑気味でしたが、「後でやってみる」と言ってくれました。
夜明け前は、ファーストアルバムに入っている古い曲で、僕はこの曲を聴いてふくろうずにハマったと言っても過言ではないほど大好きな曲です。
妻は「たゆたい」をリクエストして、「たゆたいならできそうかも」と言ってくれました。
リハーサルで、他のミュージシャンの曲を数曲やった後、本番が始まりました。
1曲目は、弾き語りでは定番の、Yeah Yeah Yeahsのカバーで「Maps」でした。
続いて「ごめんね」「ガーリーズハイ!」を歌った後、他のお客さんがリクエストした「クラクションベイビーインブルー」。ソロでやるのは初めてということですが、名曲をしっとりと聴かせてくれました。
そしていよいよ僕がリクエストした「夜明け前」です。
「初めてなんでできるかわからないけど、めっちゃ適当にやるから容赦してね。楽しんで聴いてね。」という前置きとともに始まりました。
いやいや、適当だなんてとんでもない、めっちゃしっかりと演奏して、途中で歌詞が出て来なくなった時も、即興で「歌詞が〜出て来ない〜でも〜頑張って歌う内田万里です〜」みたいな歌詞をつけて歌い切ってくれました。
この曲を初めて聴いた日から、もう6年以上経ちますが、まさか自分のリクエストに応えて、目の前でしかも弾き語りで歌ってもらうなんて日が来るとは夢にも思いませんでした。生きてて良かった。
残念ながら時間切れで、リクエストはここまでで終わり、妻がリクエストした「たゆたい」を聴くことはできませんでした。
最後は、くるりの名曲「ばらの花」で締めくくりました。以前も書きましたが、この世の全ての曲の中で僕が2番目に好きな曲です。何度聴いても感動します。
内田万里は「ありがとう。楽しかったです。」と言って去って行きました。
ここで一旦ライブハウスの外へ出て、カフェでコルヒを飲み、ちょっと大きめのプリンなどを食べて休憩しました。
おっと、長くなったので、ふくろうず編は次回へ続きます。