ふくろうず「ツアーはつらいよ ~純情篇~」@Super Deluxe(2015年10月31日)
セットリスト
あっれー、今、キャメラって言わなかった?
マ、マ、マジでごめんなさい、こっちの話なのでなかった事にしてください。
odorukame.comのふくろうず担当、西鈴木胸男です。
本日(2015年10月31日)、六本木の「Super Deluxe 」で行われた、僕の愛するふくろうずのライブに妻と2人で行って来ました。
まずは、忘れないうちにライブのセットリストをアップしておきます。
なお、このライブは1部と2部で本日2回行われ、僕らが観たのは1部です。
1.ドーナッツどーなってんの?
2.ガーリーズハイ!
3.テレフォン No.1
4.イージーカム・イージーゴー
5.S・O・S・O・S
6.ドキドキ
7.新曲
8.夜明け前
9.ループする
10.サタデーナイト
11.新曲(ダイナソーJr.の歌)
12.たゆたい
13.グッドナイトイズカミング
14.だめな人
15.トゥーファー
16.クラクションベイビーインブルー
17.ハートビート
[アンコール] できない
今回のライブでは、セットリストを記憶する事を自らに課し、何とか頭に留めておく事が出来ました。
それには、以下のようなイメージによる記憶法を駆使したのです。
空にドーナツが浮かんでいて、ミサイルの如く飛来したミッフィーがその穴に頭から突っ込んで引っかかるも、涼しい顔をしてドーナツに設置されている固定電話の受話器を耳に当てて、どこかに電話をかける。
するとミッフィーは、いきなりB’zの「Easy come easy go」を歌い出すが、ドーナツもろとも急降下を始めたため、S.O.S信号を送信する。
落下を続けるミッフィーは、心臓がドキドキしてきて、ある人に最期に会いたかったのに会えないことを悲しむ。
夜明け前、遠くに見える水平線がうっすらと明るくなりかけている中、その人への別れの言葉を叫ぶ「バイバイ」。
そして、どういうわけか、この一連の流れをひたすらループするのである。
しばらくループしているうちに、そういえば昨夜は土曜日、つまりサタデーナイトだったのではないか、という事は、あの恐竜が現れたはずだと悔やみ、近づく海面にたゆたう波を見つめていた。
昨日の土曜日は、海辺で若い男女がほとんど会話をしないまま夕暮れを迎えていた。
あまり好きではない海に連れてこられた上に、口を聞いてくれない彼に対し、彼女は、だめな人だと心の中で毒づいていたが、それが態度に出たのか、彼の心が遠く離れるのを感じた。
ミッフィーは頭から落下しているため、海面に顔を向けると体勢的には見上げるような形になるが、非常に高速なので風圧のせいで首が疲れた。
そこで、うつむくように首を体の前に曲げると、空には月が輝き、月の表面にはトゥイードルダムとトゥイードルディーのどちらかのような顔が張り付いていた。
海辺の若い男女の間には警笛が鳴り、お互いにかけがえのない相手である事を再認識し、2人の心臓がビートを打つ。
落下を続けるミッフィーは、海面への衝突をどうにか避けようと両手を前に突き出すも、あまりの速度に諦念を込めてこう呟く。
「できない」
ライブの中身については次回レポートします。
アイキャッチはRobert DavisによるPixabayからの画像です。