ふくろうずインストアライブ@タワーレコード新宿店(2016年7月17日)
踊る亀の逆襲!!
パブロンをご飯にかけて食べない
まずいんだもの
かめを
というわけで、odorukame.comの逆襲担当、細山田 太(ほそやまだ ふとし)です。
2016年7月17日、タワーレコード新宿店で、我が愛するふくろうずのインストアライブがあり、妻と2人で行って来ました。
今年は、6月が終わった時点でライブに1本も行けてなかったのに、7月に入ってから早くも2本目のライブです。
このライブは、ニューアルバム「だってあたしたち、エバーグリーン」の発売記念に開催されました。
入場は無料で、CDを予約購入すればライブ後の握手会に参加できます。
僕らはもちろん握手会に参加すべく、夫婦で2枚購入しました。
ライブ当日、開始の1時間30分くらい前にタワレコに到着し、会場の様子を伺いました。
まだ早過ぎると思ったら男性が1人、入り口と思われる所に立っていたので、僕らも並ぶことにしました。会場では設営が始まっており、作業を眺めていると、後ろから「すみません」という声が聞こえ、青年が列の前にやって来ました。妻が僕に合図したのでよく見てみると、その青年はなんと、石井ちゃんではありませんか。
石井ちゃんとは、皆さんはもちろんご存知だとは思いますが念のため説明すると、ふくろうずのギターの石井ちゃんです。
石井ちゃんは入り口の柵の間から中に入って行き、準備をしているスタッフの人たちに丁寧に頭を下げて挨拶していました。
それから間もなく、卓丸がステージ横の方から現れました。到着したばかりで、シャツの背中に汗が滲んでいました。
説明するまでもなく、卓丸とはふくろうずのベースの卓丸です。
そのうち、入り口の柵が前に移動され、ステージに近い所まで進むことができました。
僕らはど真ん中の先頭のまま進めたので、ベストポジションの確保に成功しました。
リハーサルが始まり、石井ちゃんや卓丸と、サポートメンバーでドラムの張江さんが楽器のセッティングをしているところをじっくりと見ることができました。
そしてついに、ふくろうずのボーカル、内田万里が卓丸が入って来たのと同じ所から現れました。
ニューアルバムに収録されている「うららのLa」のMVと同じワンピースにアニエスベーの黒のハンチングという装いでした。
風邪気味らしく、現れた時は鼻をかみながら、喉の調子も悪いようなジェスチャーをしているように見え、鼻が真っ赤になった内田万里を見て、ライブができるのかと心配になりました。
マイクに向かって歌いましたがすぐに咳き込んで引っ込んでしまい、ますます不安になりました。
しかし、そこはプロ、リハーサルを重ねるうちに咳もしなくなり、準備が完了して一旦引っ込んで行きました。
いよいよ本番を前にして、先頭の柵がさらに近づけられ、ステージ上の内田万里のキーボードまで2メートルもないんじゃないかという位置でライブを観られることになりました。
開始時刻ちょうどに、ふくろうずが登場しました。
演奏スタートです。
1曲目の「白いシャトー」に始まり、4曲目の「マイノリティー」まで、アルバムと同じ曲順で進んでいきます。
インストアライブということもありますが、ふくろうずファンは大人しいので、押されることもなく安全に観られます。
それにしても、距離が余りにも近くてどこを見てればいいか戸惑うくらいです。
内田万里の鼻と喉が心配でしたが、会場に到着した時の赤鼻と咳はどこかに吹っ飛んだようで、全く不調を感じさせませんでした、
その後は、ニューアルバムから「ダイナソー」「エバーグリーン」、ラストは昔の曲「ごめんね」でした。
実はステージの床に貼られた紙にセットリストが書いてあるのが丸見えで、メモってありますので、ここにも書いておきます。
白いシャトー
メリーゴーランド
うららのLa
マイノリティー
ダイナソー
エバーグリーン
ごめんね
7曲なので30分くらいで終わってしまいましたが、リハーサルを含め、かつてない間近で観られて大満足です。
そして、とうとう握手会です。
僕はこの握手会でアッピールするために、ある作戦を実行しました。
モーモールルギャバンのゲイリーの発言をヒントに思いついたのですが、その作戦は、名付けて「ニューアルバムのAmazonレビューを一番乗りで書いてその事をふくろうずに伝える作戦」です。
握手会参加のチケットのために、タワレコ新宿店で受け取るよう予約をしてあったので、発売日の7月13日に仕事が終わった後すぐに新宿にCDを受け取りに行きました。
レビューを書くためにはやはりじっくりと聴かなければならないので、深夜の2時半くらいまで繰り返しCDを聴いて、それからAmazonにレビューを書きました。狙い通り一番乗りを果たしました。
それからライブまで数日あったのですが、結局僕以外は誰もレビューを書かないままこの日を迎えました。
一方、妻にも作戦がありました。名付けて「7月31日の渋谷7th floorでの内田万里の弾き語り天国に行く事を伝える作戦」です。
そうです。7月31日に内田万里がソロで弾き語りライブをやるので、そのチケットを購入済みなのです。もちろん僕も行きます。
さて、先頭にいた僕らは握手会の順番も早く、あっという間にまずは妻の番になりました。
妻は内田万里と握手する際に7th floorに行く事を伝えました。それに対し内田万里は「ありがとう。何が聴きたいですか?」と返してくれました。咄嗟のことに緊張してしまったのか、妻は曲が頭に浮かんでいるのにタイトルが出てこない様子でした。そこで見かねた僕が「たゆたい!」っと代わりに応えてしまいました。妻が言おうとしていたのがこの曲だと分かっていたので。
すると内田万里は「分かった、頑張る」と言ってくれました。
で、いよいよ僕の番になったのですが、フライングで会話に加わったせいで、何か変な感じになり内田万里から「握手するの?」みたいな反応をされてしまいました。
手を差し出すと「買ってくれましたか?」と聞かれたので「もちろん!」と力強く応えて握手してもらいました。
そして「Amazonレビュー1人しか書いてないけど、あれを書いたのは僕ですっ!」とアッピールしました。
内田万里は笑って、卓丸は「読んでみよう」と言ってくれ、石井ちゃんは微笑んでいました。
作戦は成功しました。
読んでもらえたかどうかはわかりませんが。
時間は短いイベントでしたが、素晴らしい体験ができました。
今年は、内田万里のソロを含めてふくろうずのライブにあと3回行く事が決定しています。
踊る亀の逆襲が始まりますよ。